1月 弓ヶ浜の天日干しの干物  伊豆コテージ(伊豆貸し別荘)

 

弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.comのオーナー森本です。

南伊豆ブランドの絶品干物の入手方法をご紹介いたします。

大瀬の天日干しの干物屋「旭洋丸」

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

1月の南伊豆は空気が乾燥する時期なので、
天日干しの干物が一番おいしい旬となります。

弓ヶ浜の周辺には、たくさん干物屋がありますが、
天日干しにこだわるお気に入りのお店を紹介します。

石廊崎手前の大瀬漁港の1km先にある旭洋丸さんです。
アロエセンターの前です。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

弓ヶ浜のコテージから海岸道路を石廊崎に向かって5kmくらい南下します。

とても景色の美しい海岸線の道路(県道16号下田石廊松崎線)です。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

旭洋丸さんは、大瀬漁港の1km先の丘の上にあります。アロエセンターの目の前です。店先の天日干しの干物が目立つのですぐにわかります。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

旭洋丸さんは、天日干しの干物にこだわります。南伊豆の太陽と潮風に
干された干物、これぞ本物の南伊豆ブランドの干物です。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

ご主人の若旦那がサバ塩の干物を加工していました。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

旭洋丸さんの親方が店頭で炭火で干物を焼いてお客さんに炭火で焼いた
干物の試食を振る舞っています。とても陽気なおじさんで、買わなくても
「どんどん食べて!」と言ってくれます。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

今日は、小エビの干物(写真左)と塩サバの干物を買いました。どちらも私のお気に入りです。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ

ちょっと驚きますが、この干物屋さんにはネコちゃんが10匹以上いて、
女将さんがお世話しています。だから、店頭のウィンドショッピングの
ショーケースの上にデーンと昼寝しています。

ネコ好きにはたまらない天日干しの干物屋です。

伊豆弓ヶ浜 天日干しの干物屋 弓ヶ浜コテージ
旭洋丸さんの前にあるアロエセンター

 

さて、ここからは、最近(2016年)の旭洋丸さん情報です。

最近の旭洋丸さんでの私のお気に入りは、

No1:エビ開き干物

えび開き干物

皮がぺろっとむけておいしいです。

 

No.2:サバ塩干物、サバみりん干物

サバ塩干物これは、サバ塩干物、脂がのってうまいです。

 

No3:自家製塩辛(干物じゃないが、日本酒党には最高)

自家製塩辛ものすごく味が濃い自家製塩辛です。これ食べると他の塩辛食べられません。

 

以上3つは、どれも絶品で、私は大切な人への贈答品はこのうちのどれかに決めています。

送れば必ず「感動!」の声が帰って来ます、から。

伊豆半島の干物屋多しと言えども、この三品に勝る干物屋のお土産品は、まずないでしょう。

南伊豆に観光に来て、お土産で干物を買って帰るつもりの人には、南伊豆町大瀬の天日干し干物屋「旭洋丸」を自信を持っておすすめいたします。

弓ヶ浜前の当コテージから行くと石廊崎手前の大瀬漁港を過ぎてアロエセンターの目の前です。

南伊豆で、自分で釣って開いた自家製干物を除けば、ここ旭洋丸の干物以上においしい干物はありません。

お店情報:
有限会社 旭洋丸水産
〒415-0155 静岡県賀茂郡南伊豆町大瀬59
TEL:0558-65-0081 FAX:0558-65-0830
フリーダイヤル:0120-65-0081

 

 

入間漁港の「やまきち」干物製造工場

入間の干物製造工場
工場の従業員が手際よく売ってくれます

 

南伊豆エリアで、もう1件おすすめの干物屋があります。

ここは、味と値段のパフォーマンスが伊豆半島No.1です。

伊豆急下田駅構内にある干物販売店「やまきち」の干物製造工場が、南伊豆町の石廊崎の近くの入間漁港にあります。

この製造工場に直接行くと、その場で、アジ、エボダイ、キンメ、など各種干物を販売してくれます。

ここまでなら別にたいした話でもありませんが、ところがどっこい、なんと、その値段が、伊豆急下田駅構内干物店ショップでの店頭価格の半分以下!なんです。

2割、3割引ではありませんよ、約半値以下です!

直接この入間工場に行けば、工場の従業員が店頭価格の半値以下で売ってくれるのです、ものすごいコストパフォーマンスです。

で、味もおいしいです。

私の家用の干物は、いつもこの入間工場に行って、1枚100円のアジ干物を買ってきます。

サイズといい、脂といい、味といい、まずこの値段でこれだけのアジ干物を売ってくれるお店は、この伊豆半島にはないです。

ということは・・・

日本全国No.1パフォーマンスの干物っていうことでしょうか。

工場への電話注文だと一般料金になってしまいます、入間工場に「直接」行った人だけが買えます。

そういう意味では、地元へ貢献する干物屋ということです。

とにかく、「直接」行かなきゃダメなんです。

ほんとはこのネタ、公開したくなかった・・・

殺到して直売の営業が終わるンじゃないかって・・・

すごく心配で。

でも、首都圏からはるばる南伊豆にやってくる「あなた」のために、ここでエイヤッ!と掲載いたします。

 

 

「伊豆干物」番外編

さて、ここからは「伊豆干物」番外編です。

南伊豆の漁師であるか、または釣り人でなければ、食べることができない
(お金で買えない)特別の干物をご紹介します。

「自分で釣って、自分で開いて、干した、自家製干物」です。

南伊豆旅行中に、どれか一つでも口にすることができたなら、
それはかなりラッキーな旅人となることでしょう。

 

冬場のカワハギの干物

カワハギの船上干し
船上で干されるカワハギ

 

南伊豆の漁師はカワハギを釣らないので、30cmクラスのデカバンの
魚影が濃いのです。

カワハギの引きの強烈さと、食味の良さから、南伊豆の冬を代表する
地魚だと思っています。

これを、釣ったその場で開き、粗塩をふり、半乾きになるまで船上干し
します。

このカワハギの船上干しを炭火であぶって、日本酒熱燗でカワハギの
ヒレ酒をやりながら、釣り人であることの喜びに酔いしれるわけです。

カワハギの干物は釣り人や漁師にとって南伊豆の冬の味なのです。

 

おばちゃんのサンマの丸干し

サンマの丸干し
コテージ隣のおばちゃんのサンマ干物

 

南伊豆の漁師村では、冬、漁師のおばちゃんたちが各家庭で自家製の
サンマ丸干しを作ります。

南伊豆町の妻良漁港の定置網漁で獲れた「朝獲れ地魚」のサンマを
買ってきて、自分でサンマ干物を作ります。

南伊豆のサンマは痩せていて、そのまま塩焼きすると脂薄く味気なく
おいしくないのですが、こうして干物にすると味と脂が凝縮して絶品の
サンマ丸干し干物に生まれ変わります。

弓ヶ浜も漁師村なので、冬になると、家々でサンマ干物がぶら下がります。

自家製で難しいのは塩加減で、立て塩につけ込むのではなく、直接粗塩を
まぶします。

当コテージの隣の漁師おばちゃんの塩の塩梅がとても上手で、いつも数本
おすそ分けしていただくのですが、まあこれが唸るほど絶品で、間違い無く
私の伊豆干物ランキングでは三本の指に入るサンマ丸干し干物です。

 

神子元沖のタカベの干物

タカベの干物
駿河丸のタカベを立て塩して天日干し

 

これは、夏が旬の地魚の干物になってしまいますが、神子元沖のタカベ干物です。

弓ヶ浜にはタカベ追い込み漁をやっている漁師(駿河丸)がいて、初夏から晩夏に
かけて、神子元沖の刺し網で獲ります。

タカベは20cmくらいの小さな魚ですが、真夏の旬になると脂がのり、刺身でも、
焼き魚でも、干物でも実にうまい地魚です。

漁獲量が少ないのでほとんど南伊豆エリアで消費され、首都圏ではまず見ること
はないでしょう。

夏になると弓ヶ浜の波止場で駿河丸が朝獲れのタカベを地元住民に量り売りします。

そのタカベをバケツ一杯買ってきて(地元スーパーの半値以下で)干物を作り、
冷凍保存して、秋以降に夏の味を懐かしみながら食するのです。

タカベの干物を焼き網に乗せて弱火であぶると、ジュージュー脂がしたたり落ちて、
うまいです。

南伊豆沖の神子元島周辺で獲れる地魚の干物、これぞ南伊豆ブランドの干物です。

 

石廊沖のスルメイカの船上干し

石廊沖のスルメイカ干物、船上干し
石廊沖のスルメイカの船上干し

 

石廊沖のスルメイカの沖漬け
石廊沖のスルメイカの沖漬け、釣り上げてすぐに船上でタレに漬け込む

 

これも、夏が旬の地魚の干物になってしまいますが、石廊沖のスルメイカの船上干しです。

夏の盛り、20隻以上のイカ漁船がひしめき合いながら石廊沖のポイント「イカ場」に集団を
作り、以下釣り合戦が始まります。

イカヅノ(釣り針)が20本くらい付いた仕掛けを150m位落として、ローラーで巻き上げます。
スルメイカが10杯も付くと巻き上げるモーターがウィーン、ウィーンと呻りだし、透明の
スルメイカがストンストン桶に落ちていきます。

その透明の活スルメイカをすばやくさばいて、ワタを抜いて、そのまま船上干しにして、
潮風に当てて数時間、船上で干します。

釣り上げられたスルメイカが、半乾きになった頃合いをみて取り込みます。これを、
ジップロックに丁寧に入れて、冷凍保存して、食べるときは炭火で軽くあぶります。

半乾きの干物なので、炭火であぶると、スルメイカの表面はカラカラ、中身は半乾き、
で干物が焼き上がります。

石廊沖のスルメイカは、厚みがあって、甘く、この「船上干し」と「沖漬け」は、
失われつつある南伊豆ブランドの貴重な一品となっています。

夏場、弓ヶ浜から車で5分の伊豆漁協直売所で、ときたま少量販売されていますが、
すぐに売り切れとなります。

 

以上、冬場の伊豆干物、いかがでしたか?

せっかく南伊豆まで来たのですから、都会では手に入らない 南伊豆ブランドの干物を食べて帰ってください。

そして、また、大切な人へのご贈答にもご利用ください、かならず喜ばれますから。

では、南伊豆の冬の味をお楽しみ下さい。

弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.com
オーナー森本より

 

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