No.1  「弓ヶ浜、タライ岬&青の洞窟」サップツアー

弓ヶ浜は夏の海水浴シーズンでもサップ可能です

弓ヶ浜は夏の海水浴シーズンでもマリンスポーツエリアでサップできる

 

こんにちは、弓ヶ浜前でバーベキューコテージを経営している森本です。

昨年の秋からサップ(スタンドアップパドルボード、stand up paddleboard)を始めました。毎日、目の前の弓ヶ浜で1時間ほど漕いでいます。

サップは気持ちの良い全身運動で穏やかな有酸素運動です。

日常生活であまり使わない体幹筋肉を使うので、56歳の私には最高の健康維持フィットネスであり、かつ、気分転換メンタルヘルスとなっています。

 

伊豆半島最南端の海水浴場の弓ヶ浜

伊豆半島最南端の弓ヶ浜海水浴場、白砂青松1kmにわたるビーチ

 

私のホームグラウンドは弓ヶ浜ですが、ここは夏の海水浴シーズン期間中でも特設されたマリンスポーツエリアからサップ出艇が可能です。

また、伊豆半島南部の下田市、南伊豆町、松崎町の海水浴場やサーフポイントでは年間を通してサップ(SUP)利用が禁止されています。

そんな伊豆のローカル事情もあり、毎年、弓ヶ浜でのサップ(SUP)利用者は一年を通して増加傾向です。

 

弓ヶ浜では夏の海水浴シーズンでもサップが出艇できる

弓ヶ浜では夏の海水浴シーズンでもサップが出艇できる

 

また、伊豆半島最南端の南伊豆町は約60kmの複雑なリアス式海岸線に囲まれていて、サップによる海岸線パドリングで景観を堪能することができます。

 

タライ岬の途中にシュノーケリングポイントの逢ヶ浜がある。

タライ岬の途中にシュノーケリングポイントの逢ヶ浜がある。

 

さらに、伊豆半島は2000万年前には本州から800km沖の深い海底火山であった歴史を持つことから、伊豆ジオパークとして認定され、絶景ビューポイントが無数にあります。

その中でも南伊豆町エリアは特に古い地層であり、サップで海岸線を探検すると古代の幻想的な風景に紛れ込んだような不思議な気分になります。

 

南伊豆の弓ヶ浜から出艇する「タライ岬の青の洞窟ツアー」

弓ヶ浜から出艇する「タライ岬の青の洞窟ツアー」

 

サップはシーカヤックやカヌーに比べて小回りが利くので、狭い水路や洞窟にも入って行けて、南伊豆のジオパーク探検には最高のツールです。

サップの初級者用のボードは、全長4m以上、全幅80cm以上、ボリューム200L以上あり、水面上で非常に安定性が良く、初めての人でも1時間ほど練習すればすぐに立てるようになります。

その日サップ体験が初めてでも、静かな海であれば短いツーリングならば可能になるのが便利でお手軽なところです。

 

弓ヶ浜から2km沖のタライ岬(荒神)ツアー

弓ヶ浜から2km沖のタライ岬までは複雑な地磯が続く

 

それでは、「弓ヶ浜出発 タライ岬&青の洞窟」サップツアーについてご紹介いたします。

弓ヶ浜ビーチの左岸の地磯は、複雑なリアス式海岸線になっていますが、2kmほど沖へ進むとタライ岬(地元では荒神と呼ばれスピリチュアルな場所として崇められている)に到達します。

タライ岬(荒神)の先端の展望台は360度の絶景ビューで日の出スポットになっています。

その展望台の下の断崖絶壁の荒磯は、奈良時代の祭祀場跡だったポイントでとてもスピリチュアルな場所となっています。

 

タライ岬から伊豆半島の最南端の石廊崎を眺める

タライ岬沖から伊豆半島ジオパークの最南端の石廊崎を眺める

 

タライ岬(荒神)手前の狭い水路を入っていくと、「青の洞窟」があります。

波風が静かな日で、大潮または中潮の干潮時刻あたりで、晴天の太陽の光が差し込んで来るときに、神秘的な「青の洞窟」を体験できます。

天井が低いのでサップボードの座り漕ぎで奥へ奥へと進んで行きます。

 

タライ岬手前の路地を入ると青の洞窟がある

タライ岬手前の「青の洞窟」、幻想的な世界を体感できる

 

「青の洞窟」探検を終えたら、次はスピリチュアルなタライ岬(荒神)まで漕いで海上から参拝します。そして、弓ヶ浜へ戻ります。

弓ヶ浜へ戻る途中で、弓ヶ浜のお隣の逢ヶ浜にも立ち寄りスズメ根周辺のトンボロや柱状節理なども探検します。全行程でゆっくり漕ぎますので2時間くらいのツアーです。

 

私のサップは "JP Australia All Water"

私の愛艇サップは ” JP Australia All Water 28.5 “

 

以上の「弓ヶ浜、青の洞窟、タライ岬」サップツアー決行には、最低でも下記の天候条件や海況条件が必要となります。

・風速5m以下
・波高1m以下
・青の洞窟に入るには、中潮、大潮の干潮時前後がベスト
・青の洞窟が幻想的なグリーンルームになるのは晴天の太陽光が射し込むときがベスト
・サップ歴が10時間以上あるサップ経験者

 

逢ヶ浜から弓ヶ浜を眺める

逢ヶ浜から弓ヶ浜を眺める

 

特に、タライ岬は地元で「荒神(こうじん)」と呼ばれるほど荒々しい地磯で、海底が複雑で潮も速いのでカレントが複雑にぶつかり合い、ウネリも高く、12月~3月などは西風が強くツアー中止になる確率が高いです。

その他の季節でも、あくまで安全第一の観点から、ツアー参加者の技術レベルに応じて波風海況を判断して、当日のツアー出発の可否を当日に判断させていただきます。

 

当日の海況を判断してツアーの出発が決まります。

白砂青松の1kmに渡る弓ヶ浜を沖から眺める。

 

なので、当日ツアー直前でも海況によっては中止またはコース変更する場合がありますので何卒ご理解ください。

なお、当コテージの一般予約では、夏の繁忙期や休前日(土曜日など)予約での天候・海況不良の理由による予約日変更は認めていません。

よって、当サップツアーが第一目的で宿泊予約される方には、可能な限り繁忙期(連休、夏休み、休前日)を除く平日の日程で宿泊予約されることをおすすめいたします。

繁忙期以外の予約であれば、当サップツアーに不向きな天候・海況不良が予想される場合に限り、日程変更が可能です。

 

弓ヶ浜はサップ天国

弓ヶ浜は夏の海水浴シーズンでもマリンスポーツエリアでサップできる

 

「弓ヶ浜、タライ岬&青の洞窟」サップツアー(約2時間)の伴走ガイド料金は、参加者1名あたり7,000円で、サップ一式レンタル料が含まれます。ご自分のボードで参加される場合でも同一料金です。

私のコテージに宿泊されるお客様限定で当サップツアーを提供していますが、宿泊者以外の方には他の地元ガイドさんを紹介していますので森本までEメール(morimoto@beachside-log.com)でお問い合わせください。

 

弓ヶ浜でスタンドアップパドルボードを楽しむ

弓ヶ浜でスタンドアップパドルボードを楽しむ

 

当コテージ宿泊をご希望されるお客様で予約フォームを送信される場合には、フォームの最後のコメント欄で「弓ヶ浜サップツアー希望」とご記入下さい。

ウェットスーツなどの有料レンタルもやっていますので、ご希望の方は当コテージのレンタル紹介ページをご覧ください。

 

ウェットスーツのレンタル

ウェットスーツの1日レンタル料金は2,000円

 

さて、「弓ヶ浜、タライ岬&青の洞窟サップツアー」は、1年中波風が荒い場所を漕ぐので、初心者向きではないし、当日ツアー中止の確率も高くなります。

なので、サップ初心者の方や「サップツアーが第一目的」で弓ヶ浜観光される方には、次にご紹介する「妻良・子浦の絶景ジオ・サップツアー」をおすすめいたします。

南伊豆町内の1年中波風が穏やかな海岸線エリアを漕ぎ、かつ、南伊豆町最大の海の絶景ジオパークを堪能できます。

サップ初めての方にはツアー前に漕ぎ方レッスンもあります。

南伊豆でサップを始めたい!と思っている方には一押しのサップ入門ツアーです。

 

 

No.2  初心者向け「妻良・子浦の絶景ジオ」サップツアー

伊豆半島の最南端の南伊豆町は東、南、西の三方を海に囲まれ、その複雑なリアス式海岸線は60kmにもおよびます。

 

石廊崎から下田方面(相模湾)を眺める

石廊崎から下田方面(相模湾)を眺める、爪木崎の奥には大島が見える

 

石廊崎から伊浜方面(駿河湾)を観る

石廊崎から伊浜方面(駿河湾)を眺める、2000万年前の地層が現れている

 

その複雑な海岸線には、湊(弓ヶ浜)から、手石、子稲、下流、大瀬、本瀬、石廊崎、入間、中木、吉田、妻良、子浦、落居、伊浜まで14の漁港(漁村)が点在しています。

今でこそ国道や県道の海岸道路ですべての漁港がご町内としてつながっていますが、一昔前は隣の漁村に行くにも船しかなく、言葉や風習にも違いがあったくらい複雑な海岸線となっています。

 

妻良漁港左側の地磯から絶景ジオパークが始まる

妻良漁港左側の地磯から絶景ジオパークが始まる

 

特に、石廊崎を越えて西側(駿河湾側)の伊浜までの海岸線は、2000万年前の海底火山だった頃の圧倒的な古代の風景が残っていて、海からの伊豆ジオパークツアーとして外せないコースとなっています。

南伊豆町内で1年中波風が静かな妻良湾・子浦湾の周辺は、サップ初めての方やサップ初心者でものんびり気分でパドリングできる最高のポイントです。

 

200万年前伊豆半島が海底火山だったころの風景が続く

2000万年前、伊豆半島が海底火山だったころの風景が続く

 

子浦漁港からサップを出艇して南(石廊崎方面)へと漕ぎ出します。子浦の沖堤防や妻良漁港の堤防周辺は頻繁に漁船が出入りしていますので十分注意して素早く横切ってください。

もし、漁船が進行方向に見えたら、「相手はこちらが見えてない」という想定の下にこちらが危険回避行動をとってください。

 

妻良漁港を横切るとすぐに壮大なジオパークが広がる

妻良漁港を横切るとすぐに壮大なジオパークが広がる

 

妻良漁港を横切ると白い巨壁が現れ壮大なジオパークが始まります。その中を静かに漕いでいると、まるで古代の海底火山だったころの風景にさまよい込んだような幻想的な気分になってきます。

 

柱状節理の白い岸壁には、無数の「青の洞窟」がある。

柱状節理の白い岸壁には、無数の「青の洞窟」がある。

 

柱状節理の絶壁には無数の洞窟があり、中でつながっていたり、行き止まりだったり、幻想的な「青の洞窟」だったり、気味悪いコウモリの巣だったり・・・

 

無数にある「青の洞窟」に入ると・・・

無数にある「青の洞窟」に入ると・・・

 

洞窟の壁面は蛎殻に覆われていて肌が触れると切れてしまいます、触らないようにしてください。

さらに、上級者でも洞窟内で写真撮影などに没頭しているとボードが壁面に接触してバランス崩して沈する場合があります。

海底にも蛎殻がありますので足裏などを切りますので、マリンシューズ着用をおすすめします。

 

柱状節理の岸壁には無数の「青の洞窟」がある

天井の低い「青の洞窟」では座り漕ぎして前進する

 

天井が低い洞窟で前進するにはパドルを短く持ってシーカヤックのように漕いでください。くれぐれも頭をぶつけないように。

そして、潮が満ちている(上げ潮)の時は、帰路のことを考えて絶対に深入りしないように十分に注意してください。

洞窟探検は思わぬ事故が発生する可能性がありますので、必ずプロガイドを付けて穴に進入してください。

 

「青の洞窟」の壁は蛎殻で接触すると出血します

必ず地元ガイド伴走で洞窟に入ること、特に上げ潮時は十分に注意する

 

妻良漁港周辺の壮大なジオパークをサップで漕いでいると、2000万年前に伊豆半島が海底火山だったころの幻想的な古代の風景に迷い込んだような気分になります。

 

柱状節理の岩の間の水路を漕ぐ

柱状節理の沖根「マナイタ」の間の水路を漕ぐ

 

柱状節理とは、火山が噴火して溶岩が流れ出し、比較的ゆっくりと冷やされて固まった地層のことです。

 

近くから見ると壮大な「京の字」

近くから見ると壮大な沖根の「京の字」

 

マナイタ、京の字まで行って、そこでUターンして、往路より沖側のコースで妻良漁港方面に戻ります。

 

恐竜が大きな口を開けているような岸壁

恐竜が大きな口を開けているような岸壁

 

南伊豆町の奥石廊崎(ユウスゲ公園)から松崎町の雲見までの駿河湾側の海岸線は、南伊豆を代表する絶景ビューのジオパークです。

40万年前に噴火してできた南崎(みなみざき)火山、140万~130万年前の噴火でできた蛇石(じゃいし)火山が造りだしたもので、それが浸食されて現在の海岸地形になりました。

その2つの古い火山は長い年月で浸食が進み、その大きさや山頂位置は不明です。

 

何万年、何十万年前の地層が明確に出ている岸壁

何万年、何十万年前の地層が明確に出ている岸壁

 

ここから妻良湾の沖を一気に子浦の龍崎まで横断します。漁船の航行が多いところなので十分に注意しながらパドリングしてください。

私も漁師の一人なのでマリンクラフトすべてのパドラーに一言アドバイスですが、漁師は仕掛けなどをいじりながら漁船を走らせている場合があり、進路前方をまったく見ていない場合があります。

なので、海上で漁船を見たら、こちらのサップは漁師からぜんぜん見えていない、と想定してサップ側が危険回避行動してください、それが一番確実です。

 

マグマの通り道が浮き彫りになっている子浦の「蛇下り」

写真中央から左斜め上にマグマの通り道がはっきり分かる子浦「蛇下り」

 

子浦の龍崎の岸壁に到着すると、くっきり浮かび上がる水平方向の地層を垂直に断つようにマグマの噴出口が現れています。これが子浦の「蛇下り」です。

ジオパーク的な解説をすると、 海底にたまっていた火山灰や土石流の地層の亀裂を押し広げ、マグマが上昇してきた岩脈で、巨大な蛇が崖を駆け上がるような姿から「蛇下り」と呼ばれる、ということです。

南伊豆町波勝崎の「蛇のぼり」とともに伊豆ジオパークの海岸線では有名な岩脈スポットです。

 

圧倒される高さのジオパーク岸壁に侵入していく

蛇下りで有名な断崖絶壁「龍崎」の穴に進入する

 

この「青の洞窟」の行き止まりにはコウモリの巣があった

この「青の洞窟」の行き止まりにはコウモリの巣があった

 

無数にある「青の洞窟」探検は神秘的パドリングとなる

無数にある「青の洞窟」探検では神秘的な体験がある

 

龍崎から日和山遊歩道方面(子浦漁港方面)に向かうと、美しい斜交層理の地層が現れます。海底火山時代に噴火とともに吹き出した火山灰が幾層にも降り積もり重なった横縞の地層の中に、斜めの層が美しく入り込んだ地層のことです。

 

どこまで行ってもエメラルドブルーの海水

どこまで行ってもエメラルドブルーの海水に癒やされる

 

伊豆半島の誕生の歴史は、2000万年前、本州から800km沖の海底に沈む火山群から始まり、それがフィリピン海プレートの北上ととに移動して60万年前に本州と衝突して現在の半島の原型となりました。

 

所々で散見されたミドリサンゴ、沖縄以外ではめったに遭遇できない。

所々で散見されたミドリサンゴ、沖縄以外ではめったに遭遇できない。

 

大部分の日本列島はアムールプレートとオホーツクプレートの上に乗っかっている訳ですが、伊豆半島はその2つに加えフィリピン海プレートが接していて、3つのプレートの交点となっている地球規模の特異なジオパークを形成しています。

 

2時間のサップパドリングを終えて子浦漁港に戻って来る

2時間のジオツアーを終えて子浦漁港に戻って来る

 

伊豆半島ジオパークの中でも特に南伊豆町エリアは海底火山だったころの古い地層に覆われています。

伊豆半島の最南端で三方を海に囲まれている南伊豆町の60kmにおよぶ複雑な海岸線のヒダに触れながらサップで漕ぐ、2000万年前の風景、圧倒的なジオパーク、無数の青の洞窟、幻想の世界、神秘的な体験、、、

沖縄やハワイで漕ぐのとはまたひと味違った南伊豆サップツアー、初めての方でも十分楽しめる絶景ジオ、ご興味あればいつでもご案内いたします。

 

サップが初めての方でもツアー前に漕ぎ方レッスンします。

サップが初めての方でもツアー前に漕ぎ方レッスンします。

 

サップ(SUP)初めての方、初心の方にはツアー前に漕ぎ方を教えます、そして、参加者のレベルに合わせてコースを編集して提供しています。

「妻良・子浦の絶景ジオ2時間 SUPサップツアー」は、中潮、大潮の干潮時前後がベストです。

妻良湾(子浦湾)は南伊豆のなかでも常に穏やかなポイントなのでよっぽど悪天候でない限りツアーは可能ですが、冬時期や雨天などは避けた方がいいでしょう。

安全第一の立場から、当日ツアー直前でも天候、海況、参加者の技術レベルに応じてガイド役が中止またはコース変更する場合がありますので何卒ご理解ください。

 

無数にある青の洞窟を探検するサップツアー

無数にある青の洞窟を探検するサップツアー

 

以上の「妻良・子浦の絶景ジオ2時間サップツアー」が第一目的での宿泊予約される方には、可能な限り繁忙期(連休、夏休み、休前日)を除く日程で宿泊予約されることをおすすめいたします。

繁忙期以外の予約であれば、当サップツアーに不向きな天候・海況不良が予想される場合に限り日程変更を受け付けています。

繁忙期では天候・海況不良が理由のキャンセルや日程変更は受け付けていませんのご了解ください。

 

海の伊豆ジオパークをサップで漕ぐ

海の伊豆ジオパークをサップで漕ぐ

 

「妻良・子浦の絶景ジオ2時間サップツアー」の伴走ガイド料金は、参加者1名あたり7,000円で、サップ一式レンタル料が含まれます。ご自分のボードで参加される場合でも同一料金です。

私のコテージに宿泊されたお客様限定で当サップツアーを提供しています。

当コテージ宿泊者以外の方には他のガイドさんを紹介していますので森本までEメール(morimoto@beachside-log.com)でお気軽にお問い合わせください。

当コテージの宿泊予約のフォームを送信する場合には、最後のコメント欄で「妻良サップツアー希望」とご記入ください。

サップ一式(サップボード+パドル)やウェットスーツなどの有料レンタルもやっていますので、ご希望の方は当コテージのレンタル紹介ページをご覧ください。

サップレンタルご希望の方は必ず弓ヶ浜のローカルルールを厳守してご使用ください、レンタル貸し出し時に私がお伝えいたします。

サップ初めての方、サップ初心者のみなさんも伊豆半島最南端の南伊豆で幻想的で神秘的なサップ・パドリングを体験してください。

 

弓ヶ浜サップ(SUP)のローカルルールは厳守です

弓ヶ浜サップ(SUP)のローカルルールは厳守してください。

 

私は56歳からサップ(スタンドアップパドルボード)を始めました、私のような「ゆったりサップツアー」はアクティブシニアのご同胞のみなさんにもおすすめいたします。

それでは、弓ヶ浜でお待ちしています。

Aloha !

 

弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.com
オーナー 森本より
Eメール:morimoto@beachside-log.com


  
南伊豆の夏の味「タカベ」

夏、南伊豆の神子元島周辺で獲れる地魚「タカベ」

 

南伊豆の弓ヶ浜に海水浴に来られる皆さまへ旬の地魚のグルメ情報です。

弓ヶ浜の沖8kmにある無人島「神子元島」周辺で、初夏(6月上旬)から初秋(9月末)にかけて、「タカベ」というアジに似た小さい地魚が漁獲されます。

特に6月下旬からお盆にかけて水揚げされるタカベは、脂がよくのっていて実においしいです。

 

 

日本でも数少ないタカベ追い込み漁を専門に行う駿河丸

日本でも数少ないタカベ追い込み漁を専門に行う弓ヶ浜の駿河丸

 

タカベは、南伊豆の伝統的な「追い込み漁」で漁獲されます。

弓ヶ浜の沖に灯台がある無人島の神子元島がありますが、その周辺の海に網を張り巡らし、そこに船上から石を落として脅かして、網に追い込む漁法です。

船長以下数名が一致団結して一糸乱れず行動してタカベの大群を網に追い込み、引き上げる壮大で勇壮な漁です。

 

先代の駿河丸船長が波止場を指揮する

先代の駿河丸船長が波止場での水揚げ作業を指揮する

 

船長はその日の潮を読み、タカベの群れがどこに居るのか見当し、探し出し、それを追い込むルートを計算して、前もって網を仕掛けます。

その船長の読みと計算が外れると、タカベ水揚げは空振りとなり、乗組員の生活を守ることができなくなります。船長の腕と勘がまずは第一です。

次は、船長の細かい指示通りに船を動かす操船技術や、すばやく狙ったところに網を落とす技術や、早朝真っ暗の中、強風や高波の中でキビキビと指示通りに動く勇気ある船員たちが必要です。

 

旬のタカベは脂が乗っていて、出刃を入れたときにすぐに分かる。

旬のタカベは脂が乗っていて、出刃を入れたときにすぐに分かる。

 

それでは、弓ヶ浜の夏の風物詩、タカベのうまい食べ方(漁師レシピ)をご紹介いたします。

まず第一は、刺身です。旬のタカベはサイズが小さい割に脂が良く乗っています。さばいているときに出刃にねっとりまとわりつくのですぐに分かります。

次に、ミョウガ、大葉、ねぎのみじん切りと一緒にタタいて、タカベのタタキがうまいです。

ここで、地元の漁師レシピには、青唐辛子を刻んで味噌とタタく「青唐辛子味噌タタキ」があり、南伊豆でしか味わえないタカベ料理になっています。

 

ねぎ、みょうが、大葉とたたいた、タカベのたたき

ねぎ、みょうが、大葉と一緒にタタいた、タカベのタタキと塩焼き

 

旬のタカベを塩焼きすると、脂がジュージューと滴り落ちて、焼き網からボーボーと煙と炎が出てきます。焦がさないように注意して焼いてください。

 

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刺身をお造りした後に出るアラは、焼き網で短時間さっと炙った後に、ダシの中に放り込んでアラ汁を作ります。上品な脂が椀に浮いたタカベのアラ汁は本当にうまいです。

 

050

 

朝獲れのタカベが大量に入ったときは、開いて、30分立て塩に漬けて、天日干しして、タカベ干物を作ります。味と脂が凝縮して見事な一品が仕上がります。

これを炭火七輪であぶって、大吟醸の冷酒で一杯やるとき、南伊豆の漁村に住んでいることを心から感謝しているわけです。

 

大量に手に入った時は天日干ししてタカベ干物を作ります

大量に手に入った時は天日干ししてタカベ干物を作っています。

 

ご飯の上に刺身を乗せて、お茶をかけた瞬間に身がちりっとひきしまったタカベ茶漬けは、酒飲みの最後の〆におすすめです。

 

お茶をかけた瞬間に身がちりっとひきしまるタカベ茶漬け

お茶をかけた瞬間に身がちりっとひきしまるタカベ茶漬け

 

神子元島の朝獲れタカベの刺身、たたき、塩焼き、アラ汁、お茶漬け、干物、、、

これぞ南伊豆、弓ヶ浜でしか味わえない夏の地魚料理です。

 

これぞ南伊豆でしか食べられない「タカベ三昧」定食です。

南伊豆でしか味わえない漁師料理「タカベ三昧」定食です

 

毎年、弓ヶ浜海水浴に来る人は、ぜひとも滞在期間中に、早朝、弓ヶ浜に流れ込む青野川沿いにある湊漁港の波止場周辺を散歩してみてください。

運が良ければ、大漁旗の駿河丸に地元住民が行列している風景に遭遇するかもしれません。そしたら、迷わず行列に並んでお土産品として1kg買って行ってください。

夏になると、地元の湊区民も、タカベ漁船「駿河丸」が朝獲れを大漁して、湊漁港に帰港して、波止場で朝獲れタカベを朝市(量り売り)してくれることを、心待ちにしています。

 

駿河丸の朝獲れタカベの朝市には住民が行列します。

駿河丸の朝獲れタカベの朝市には地元住民が行列します。

 

最後に、地元住民を代表して一言、

「神子元のタカベを食わずして、弓ヶ浜の夏を語るなかれ」

 

「弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.com」のサイトはこちら


  
弓ヶ浜周辺の磯で獲れるマガニ(精進ガニ)

弓ヶ浜周辺の磯で獲れる20cm以上のマガニ(精進ガニ)は夏の絶品です。

 

弓ヶ浜周辺の地磯では、初夏(6月中旬)から初秋(9月下旬)にかけての磯遊びで、赤色の20cm以上のマガニ(精進ガニ)が獲れます。

南伊豆沿岸の地磯では、伊勢エビ漁の置き網にもひっかかり、エビ漁師たちは思わぬおまけに大喜びするくらい美味しい磯ものです。

大きいのは全幅30cmくらいあるので、1匹獲れれば2人分の味噌汁が十分に楽しめます。2~3匹獲れれば4人前の絶品カニ・パスタが楽しめます。

 

伝統的なカニ獲り道具「ガニヒキ」の先端の仕掛けにイカをつけた

南伊豆の伝統的なカニ獲り道具「ガニヒキ」の先端にイカをつけて釣る

 

道具は、南伊豆に伝わる「ガニヒキ」と呼ばれる伝統的な道具を使い、その先端の仕掛けにイカ短冊を縛ってエサとします。

ガニヒキを簡単に説明すると、2mくらいの細長い竹の棒の先端に、釣り糸の輪を6個つくり、イカの短冊を竹の棒の先端にたこ糸で縛り付けています。

マガニ(精進ガニ)が、それに食いついたときに、釣り糸の輪を竹棒の手元で引っ張って、カニの足を締め上げて釣り上げる仕組みになっています。

簡単に言えば、それだけなんですが、カニがエサに飛びついてきて、糸の輪を引っ張るタイミングが、なかなか難しいのです。最初のうちは3回のうち2回は空振りしてカニを取り逃がしてしまいます。

マガニ(精進ガニ)は賢いので、締め上げに一度失敗したら、用心して二度とエサに近寄らないので、ポイントを変えて探索しなければいけません。

 

弓ヶ浜から歩いて10分の逢ヶ浜は磯遊びに最適

弓ヶ浜から歩いて10分の逢ヶ浜は磯遊びに最適な隠れスポット

 

カニ獲り(ガニヒキ)のポイントは、弓ヶ浜から歩いて10分にある、お隣の磯ビーチ「逢ヶ浜」です。

ここは、知る人ぞ知る隠れスポットで、海水浴客も少ないじゃり磯ビーチですが、磯遊びやシュノーケリングやシーカヤックには最高の場所です。

駐車場は、逢ヶ浜ビーチの手前100mのところに、地元の海女組合運営で有料駐車場(夏は1日1,500円)があり、海女小屋の簡易シャワーやトイレなども有料で使用できます。

 

逢ヶ浜でカニ獲り(ガニヒキ)

逢ヶ浜のカニ獲り(ガニヒキ)はこんなスタイルで。

 

カニ獲り(ガニヒキ)の時間帯は、大潮の日の、干潮時刻の2時間前から干潮時刻までの2時間です。それに合わせてポイントに入ってください。

南伊豆沿岸は潮通しがいいので、干潮時刻が過ぎると一気に水量が増えてきますので、要注意です。トンボロ(干潟)の先まで行った人は干潮時刻を1分でも過ぎたらすぐに陸側に戻ってください。

磯遊びで島に渡って帰れなくなってSOSして、地元漁師に迷惑を掛けないように、干潮時刻には十分注意して遊んでください。

また、大潮干潮で出てくる海底の岩は、こけがありツルツル滑りやすくなっています。一歩一歩確実に渡り歩いてください。

さらに、人気の無い磯ポイントに入るときは、1人だけで行かないでください、できるだけ2人以上で探検してください。海に落ちて自力で上がれない荒磯もたくさんあります。

そして、南伊豆では、その時間帯は地元の海女さんたちも潜って仕事していますので、迷惑にならないように気をつけてください。

 

ガニヒキでマガニ(精進ガニ)を釣り上げる

ガニヒキで大物30cm級のマガニ(精進ガニ)を釣り上げる

 

マガニ(精進ガニ)は潮通しのいい、水深の深い(満潮時に)ところに生息しています。

特に、海底に大きな石があって、石の陰(すき間)がたくさんあるようなところは絶好の住み家になっています。また、山から小川がちょろちょろ流れ込んでいる場所も狙い目です。

逆に、干潮時に水たまりとして残されてしまう浅い場所や、満潮時に人間の手が届くような浅い場所には、大きなサイズのマガニ(精進ガニ)はいません。

 

全幅20cmのマガニ(精進ガニ)の親と子供

全幅20cmのマガニ(精進ガニ)の親と子供

 

小さいマガニ(精進ガニ)は自然保護の観点からリリース(海に帰す)してください、料理しても小さすぎて味もありませんので。

マガニ(精進ガニ)を狙っていると、外道として、モズクガニ(上海ガニと同種)が釣れるときもあります。このカニも美味しいので持って帰って同じように調理しましょう。

ヤドカリも釣れますが、リリースしてください。

沖に面した水深の深い荒磯を探り釣りする場合の外道として、ウツボもエサに食いついてきます。ウツボに食いつかれたら、仕掛けがめちゃめちゃになりますので、近寄ってきたらすぐに場所替えしてください。

さらに、ウツボ対策として、エサをつけたままガニヒキを「置き竿」にするのはやめた方がいいです、竿ごと沖にもって行かれるか、仕掛けが破壊されてします。

 

初夏(入梅時期)から9月下旬までカニ獲りが楽しめる

初夏(入梅時期)から9月下旬まで磯遊びでカニ獲りが楽しめる。

 

カニ獲りは2時間くらいなので、お弁当持参で行くと磯遊びピクニック気分で楽しいです。ただし、火を使ったバーベキューや焚き火は厳禁です。

かにが獲れたら、ビクに入れ、口を縛って、干潮時に海水がたまった水たまりに浸けておけば元気のまま「活き」で持って帰れます。

クーラーボックス持参ならば、氷で締めて持って帰ってください。

決して、バケツに入れて真夏の日差しを直接当てるようなことはしないでください。即、死んで、腐敗が始まり、食べることが出来なくなってします。

また、最初からマガニ(精進ガニ)を持ち帰りしないと決めている方は、釣り上げて観察したら、すぐにリリースしてあげてください。

貴重な地元の資源保護の観点から、そして生きとし生けるもの命という観点から、海に帰してあげてください、よろしくお願いいたします。

 

マガニ(精進ガニ)の味噌汁、地元漁師もうなる絶品の一杯です。

マガニ(精進ガニ)の味噌汁、地元漁師もうなる絶品の一杯です。

 

さて、元気に、衛生的に持ち帰った高級食材のマガニ(精進ガニ)は、ぶつ切りにして、味噌汁やパスタにしてください。

私の個人的な感想ですが、伊勢エビに匹敵するダシの出具合で濃厚なカニの香りを堪能できます。

弓ヶ浜に海水浴に来たら、ぜひ一度、逢ヶ浜での伝統的な磯遊び「ガニヒキ」をおすすめいたします。

家族全員で、今晩コテージのおかず探し、南伊豆のカニ獲り(ガニヒキ)、きっと楽しい夏の家族旅行になるでしょう。

 

カニ獲り(ガニヒキ)道具一式は、地元の特定の釣り道具屋で買うことができます、1本2,500円くらいです。

弓ヶ浜前の私のコテージに宿泊された方には、1本1,000円(エサ付き)でレンタルしています。宿泊以外では貸出しはしていません。

また、宿泊オプションとして、「カニ獲り(ガニヒキ)・ガイドツアー」も提供していますので、コテージ予約時に森本までお問い合せください。

 

「弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.com」のサイトはこちら

 

 

 


  

南伊豆の美しい海辺(弓ヶ浜)の前で貸別荘を営んでいると、たまに山が恋しくなります。

本業の南伊豆の「海遊び」はかなり幅広くガイドしてきましたが、「山遊び」といえば、河津七滝でのアマゴ渓流釣り、天城越えサイクリング、稲取高原のワラビ&ゼンマイ採り、くらいしか経験がありません。

私が経営する海辺コテージのお客さんにも、いつか伊豆半島誕生の痕跡が遺る天城の山々もガイドできるようになりたいなあ~と思っていました。

 

2016年8月11日「山の日」の伊豆新聞の特集記事

2016年8月11日「山の日」の伊豆新聞の特集記事「天城の巨木」

 

そんな思いを募らせているときに、2016年8月11日「山の日」に伊豆新聞で掲載された特集記事「天城の巨木」という一面記事が目に飛び込んで来ました。伊豆半島の巨木・古木たちを巡る写真取材レポートでした。

「おお~、これなんだよね、これやってみたいんだよね~、この紙面で紹介されている天城山の巨木たちに逢いに行こう、そしてコテージに泊まってくれたお客さんにもガイドしてあげよう!」と決心し、私の天城山系の巨木巡りが始まりました。

 

 

まず、ざっくりと、天城の巨木たちに出会える2つの登山道ルート(トレッキング・コース)を紹介しておきます。

一つは、伊豆半島を南北に分ける長い尾根ルートで、伊豆半島の最高峰万三郎岳を中心とした東天城エリアの全長約20kmの天城縦走路ルート(上記マップ)です。

ここは、よく整備された登山コースで、案内標もしっかりしているし、交通アクセスも便利で、トレッキングやハイキングで人気の健脚向きコースです。

 

天城峠から戸田峠まで全長43kmの伊豆山稜線歩道マップ

天城峠から戸田峠まで全長43kmの伊豆山稜線歩道マップ

 

もう一つは、天城峠バス停から修善寺虹の里までの西天城エリアの全長約43kmの尾根を連ねる伊豆山稜線歩道ルートです(上記マップ)。

天城峠から仁科峠までは伊豆半島を尾根ルートで横断し、仁科峠から戸田峠までは駿河湾沿いに北上する尾根ルートで、かなり長いトレッキング・コースです。

伊豆が半島になってからできた各火山は標高の高い場所を場所をつくりだし、多くの雨をもたらしてきました。だから、天城縦走路も伊豆山稜線歩道も、アセビ、ブナ、ヒメシャラ、シャクナゲなどの原生林が多く巨木、古木が林立する場所となったのです。

さて、今回おすすめしたいのは登山客がほとんどいない伊豆山稜線歩道です。天城縦走路に比べて伊豆山稜線歩道は交通アクセス(電車やバスなど)も極端に悪い(少ない)ため、集合&解散に不便なコースで、登山客も極めて少いのです。

特に、伊豆山稜線歩道の最奥部から分け入った手引頭、長沢頭は、20年前まで笹に一面覆われていて、前人未踏のスポットであり、100万年前の伊豆半島誕生の古代にさまよい込んだような、幽玄で神秘的な巨木群生地を霊感できるスポットになっています。

 

伊豆山稜線歩道の最奥部の手引頭

伊豆山稜線歩道の最奥部の手引頭

 

伊豆半島ジオパーク的には、海底火山が100万年前に本州にぶつかり伊豆半島になったあとも火山噴火が続き、いくつもの大きな火山をつくりだしました。

約20万年前までに天城火山、猫越火山、達磨火山などの伊豆半島の稜線をつくる山々がつくられ、そのため仁科峠から手引頭への遊歩道は猫越火山の上を歩いて行くことになります。

つまり、流れ出した溶岩がつくったなだらかな斜面の上を歩くので、伊豆半島の稜線の山々は比較的アップダウンが少なく、標高1,000mを超えるわりには体力的に手軽に登山が楽しめるコースとなっています。

伊豆山稜線歩道にはそんな伊豆半島誕生を霊感できるスポットが多く、最奥部の「手引頭」「長沢頭」は数十万年前の精霊たちの聲が聴こえてくるような幽玄な場所で、私の天城山系トレッキングの一押しスポットです。

 

手引頭入口のブナ巨木群

伊豆山稜線歩道の最奥部から分け入った手引頭入口のブナ巨木

 

ただし、歩道から分け入り、藪漕ぎする場所もあるので、登山初心者や一人登山の場合は必ず天城自然ガイドクラブ(電話:0558-85-1056)のようなプロのガイドさんに同行を要請してください。

マンツーマンの個人ガイド料金で15,000円程度です。

伊豆山稜線歩道は天城縦走路のように標識も整備されていなく、間違いそうな枝道も多く、霧がかかったら1m先も見えなくなり、標高1,000m尾根伝いを歩くので、軽登山用の安全装備と知識と経験が必要です。

ノルディックウォーキングの延長のような服装や装備や心構えで天城トレッキングをしてはいけません。

 

1週間前から天気図を観察して当日の天気図を正確に予測する

1週間前から天気図を観察して当日の天気図を正確に予測する

 

例えば、登山前の少なくとも1週間前から天気図の流れを観察し、当日の天気図を正確に予測できることが必要です。これを怠ると命に関わる遭難事故につながります。

また、登山の常識として、100m標高が上がる毎に0.6℃気温は低くなります。よって伊豆山稜線歩道の気温は平地より最低でも6度低く、風が吹けばそれ以上に体感温度は下がります。

また、どんなに快晴で出発しても、稜線で霧がかかってきたら1m先も見えなくなりますし、予期せぬ雨にも遭遇します。天気図で強風、雨、雪、霧などの発生が予想される場合には、迷わず登山計画を延期してください。

 

伊豆山稜線歩道では携帯はつながりません

伊豆山稜線歩道コースのほとんどで携帯はつながりません!

 

そして、これは非常に重要なことですが、伊豆山稜線歩道コース全域で、ほとんど携帯電話は圏外となり、つながりません。なので登山計画書は必ず最寄りの交番に提出して山に入ってください。

決して標高1000mの天城の山々を舐めてはいけません。そのためにも、最初はプロ・ガイドと同行して天城登山の初歩知識を学びながら、徐々に天城トレッキング技術を向上させることをおすすめいたします。

天城のプロ・ガイドによるマンツーマンの個人ガイド料金は15,000円程度で、グループで行けばもっと割安となるでしょう。

 

幻想的な横手ブナ周辺のブナ巨木群

手引頭手前の幻想的な横手ブナ周辺のブナ巨木群生地

 

さて、私のコテージに宿泊された方には、オプションの有料ツアーとなりますが、お天気と相談しながらこの神秘的な伊豆山稜線歩道の最奥部の「手引頭」&「長沢頭」ピストン(往復)トレッキング・ツアーを同行ガイドさせて頂きます。

私の伊豆山稜線歩道(手引頭&長沢頭)トレッキング・ツアーのおすすめ時期は、新緑の5月中旬(アセビ満開、トウゴクミツバ満開)、5月下旬(アマギシャクナゲ満開)、紅葉の11月下旬です。

ガイドご希望の方は、弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.comのホームページをご参照の上、宿泊予約申込みフォームの最後のコメント記入欄に「手引頭トレッキングツアー希望」と明記して、フォームを送信してください。

ツアー料金は、人数、季節、によって異なりますので、フォーム受信後にコテージ空室状況やお天気などと相談した上で私からご提案させて頂きます。

 

伊豆半島最南端の白砂1kmビーチの弓ヶ浜

伊豆半島最南端の白砂1kmビーチの弓ヶ浜前にあるログコテージ

 

それでは、これから、私が2016年12月下旬と2017年5月下旬に伊豆山稜線歩道(手引頭&長沢頭)を歩いた幻想的な巨木群生地巡りで撮影した写真とともに紹介していきます。

まずは、弓ヶ浜前のコテージから車移動で90分でスタート地点の仁科峠駐車場に到着します。弓ヶ浜から蛇石峠を越え松崎に抜け宇久須南交差点から県道410で曲がりくねった宇久須川を登り、「牧場の家」がある西天城高原に出て、仁科峠に到着。

ここで注意することは、12月下旬頃から仁科峠周辺の410道路では早朝凍結が始まるので、前日雨などの場合は路面凍結に十分注意してドライブしてください。

 

仁科峠駐車場

出発地点の仁科峠駐車場、伊豆市と西伊豆町の境にある。

 

トレッキング出発点の仁科峠駐車場で標高913mありますので、これから始まる登山の気温やお天気をここで最終予測しながら最後の装備品チェックをしてください。

伊豆山稜線歩道コースは仁科峠駐車場を貫いていますので、天城峠方面に向かって東に登山開始します。

 

ナベ岩

クマザサの丘を登り、ナベ岩へ向かう。

 

駐車場からクマザサで一面覆われた斜面の中にある歩道を上るとナベ岩(標高940m)に到着。この岩の上に立つと、西伊豆の大パノラマviewに圧倒されます。

 

くっきり富士山をバックに

くっきり富士山をバックに

 

伊豆山稜線歩道を仁科峠から天城峠に向かって東向きに歩くと、背中にいつも富士山が見えます。秋の透き通った青い空の向こうに、標高1000mから見えるクッキリ富士山は感動ものです。これだけでもこのコースを歩く価値があると思います。

 

後藤山を仰ぎ見る

後藤山を仰ぎ見る

 

ナベ岩を下ると、次は標高993mの後藤山で、ここの上りが全行程で一番きつい上りとなります。

 

猫越岳の展望台、御前崎、南アルプスまで見渡せる

猫越岳の展望台、御前崎、南アルプスまで見渡せる

 

後藤山の頂上から稜線トレッキングすること33分で猫越岳の展望台に到着、ここで東西南北の絶景を堪能しながら水飲み休憩します。

御前崎の先端、白くかぶった南アルプスの山々、雲見の烏帽子山、、、などが見えたのが感動でした。

 

モリアオガエルの産卵で有名な猫越岳山頂下池

モリアオガエルの産卵で有名な猫越岳山頂下池、12月下旬には表層凍結。

 

展望台の隣には、猫越岳の山頂下の池があり、12月下旬時には全面凍結していましたが、5月下旬に登ったときには接水面の木々にバレーボール大の巨大な白いモリアオガエルの卵塊や池中一杯のオタマジャクシを発見しました。

昔は、スギゴケが一面にあったそうですが、今はそれに替わってヒルムシロが池全体を覆っています。

 

標高1034m、コース最高地点の猫越岳

標高1034m、コース最高地点の猫越岳

 

全行程で一番標高の高い地点、標高1034mの猫越岳。猫越火山は数十万年前には噴火を終えており、そのかつての山頂(猫越岳)は現在よりも標高が高く、火口があったと考えられています。

 

水呑頭へ向かう途中のアセビ林

水呑頭へ向かう途中のアセビ林、5月15日頃小さな白い花びらが満開となる

 

猫越岳からは稜線を下りながら、水呑頭(標高1010m)、猫越峠(標高969m)を通過します。水呑頭へ向かう途中はアセビ群生地の長いドームをくぐり抜け、水呑頭付近から神秘的な巨木ブナの群生が出現してきます。

 

標高969m、猫越峠、伊豆山稜線歩道はここで直角に曲がる

猫越峠(標高969m)、伊豆山稜線歩道はここで直角に曲がる

 

猫越峠は天城有数のマメザクラ群生地ですが、多くの古木が倒れたり枯れたりで廃墟が続いている場所もあり、絶滅の危機に瀕しています。

平地で河津桜が終わり、ソメイヨシノが終わる頃、廃墟の周りの自生のマメザクラが咲き出し見頃を迎えます。

猫越峠では、伊豆山稜線歩道に他の歩道も交差していて、迷い道にならないように十分気をつけて登山してください。

 

伊豆No.1のヒメシャラ巨木

伊豆半島No.1のヒメシャラ巨木

 

猫越峠から手引頭入り口に向かう途中にはブナ巨木が群生していて、古代の森の様相を呈しています。また、ヒメシャラ巨木も点在していて伊豆半島No.1にも遭遇します。

 

幻想的な 巨大ブナ林が続く

幻想的な 巨大ブナ林が続き、トトロが出てきそうな巨木が群生している。

 

巨木「横手ブナ」の地点から分け入り、藪漕ぎすると、伊豆半島No.1のトウゴクミツバ「猫越のオオミツバ」に出合います。

根元から4本の太い幹に分かれ、その1本の周囲は85cmあり、まるで数匹の大蛇のようです。5月中旬に赤紫の満開となります。

 

トウゴクミツバの巨木、5月15日頃が見頃

伊豆半島No.1のトウゴクミツバの巨木、5月中旬が見頃

 

横手ブナから6分歩くと、いよいよ手引頭への入り口になる巨木ブナ(二郎ブナと呼ぶ人もいるが)に到達します。

 

手引頭入口のブナ巨木で、二郎ブナと呼ぶ人もいる。

手引頭入口のブナ巨木で、二郎ブナと呼ぶ人もいる。

 

さて、この二郎ブナ地点で伊豆山稜線歩道から分け入り、手引頭へ向けて尾根伝いに登ります。このルートにはブナ巨木の純林、ヒメシャラ巨木、アセビ巨木、が群生しており、まさに古代の幽玄な世界に迷い込んだ風景に圧倒されます。

 

手引頭へ向かう稜線はブナ巨木が群生し、幻想的な世界

手引頭へ向かう稜線はブナ巨木が群生し、幻想的な世界に迷い込む

 

二郎ブナから稜線を登ること15分で手引頭(標高1014m)に到達します。ここには、天城随一のブナ巨木「大ブナ」があります。幹周りは5.4mで枝の太さにもド肝を抜かれます。

 

 

伊豆No.1の大ブナ

伊豆半島No.1の巨木「大ブナ」との対話、幽玄な雰囲気がただよう。

 

私は、大ブナ(推定樹齢500年)とご対面するときには必ず天津祝詞を奏上して、再訪のご挨拶をさせて頂きます。このとき、80万年前の精霊たちの聲が聴こえてきます。

とても神聖なスピリチュアルな体験で、往復7時間のトレッキングの意義がここにあります。

大ブナの周辺でランチタイム休憩です。

 

5月29日の大ブナ

新緑の5月下旬の大ブナ、神々が棲んでいるような佇まい

 

手引頭の大ブナの南東側には、県下随一のアマギシャクナゲ(天城山固有種)の古木があり、5月下旬には下の写真ように薄ピンク色の満開で、深山を美しく彩っています。

 

県下No.1のシャクナゲ

静岡県No.1のアマギシャクナゲ、5月下旬の満開写真

 

このアマギシャクナゲは4本株立ちの木で、幹回りは1本が75cm~57cm、樹高は8mあり、天城山系最大級の古木です。

 

アセビ巨木

手引頭の隣接地にはアセビの巨木の群生地がある。

 

手引頭から長沢頭に向かう途中には、アセビの巨木が群生していて、怪しく枝をくねらせ太古の森に迷い込んだような風景に圧倒されてします。

 

古代原生林に迷い込んだようなアセビ巨木群生地

古代原生林に迷い込んだようなアセビ巨木群生地

 

アセビの巨木群が大きく曲がりくねった枝を広げて幻想的な世界が広がっています。

 

長沢頭手前の 巨大ブナ林の墓場

幽玄な長沢頭手前の 巨大ブナ林の墓場

 

アセビ巨木群生地からさらに奥に進むと、視界が急に明るくなり、眼前には幽玄な巨大樹たちの墓場が広がります。ブナやヤマグルマの 巨木が朽ちた墓場を進むと長沢頭に到達します。

 

長沢頭の 巨大ブナ林の墓場

長沢頭の 巨大ブナ林の墓場

 

長沢頭の尾根には 巨大ブナの朽ちた墓場の稜線が続き、いったいここで何が起きたんだろうか?と思いをはせながら眼下の展望を楽しみました。

ここ長沢頭が今回の行程の最奥部でUターン地点となり、ここから来た道を戻って仁科峠まで帰ります。

 

さて、伊豆山稜線歩道、仁科峠-手引頭・長沢頭ピストン登山、往復7時間トレッキング、いかがでしたか?

西天城の豊かな自然の象徴である巨木たちの言霊が伝わりましたか?

80万年前の伊豆半島誕生の古代精霊たちの聲が聴こえましたか?

百聞は一見に如かず、興味があれば私と一緒に登りましょう、いつでもご案内いたします。

 

弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.com、オーナー森本より。

 

注1)本文記事の『手引頭&長沢頭の巨木巡りトレッキングツアー』ご希望の方は、私のコテージのホームページの宿泊予約フォームから、お申し込みください。フォームの最後のコメント欄に「手引頭&長沢頭の巨木巡りトレッキングツアー希望」とご記入ください。

 

注2)ご宿泊されない方へのガイドは実施しておりませんので何卒ご容赦ください。

 

注3)最低限の登山の服装や持ち物については各自で責任をもって準備(購入)してください。当日になっても、最低限の準備が無い方の登山ガイドは危険なのでお断りしています。

 

※)下記は初冬12月の天城登山を想定した必須項目となりますので参考にしてください。

必須1:シューズ、やわらかめで防水タイプ、ミドルカットまたはローカット。天城登山(トレッキング)なら足が自由に動かせるローカットで十分OKですが、これから登山を趣味にしていくつもりならミドルカットをおすすめします。ハイカットは2,000m級以上の登山に適しています。靴は最も重要なアイテムです。私はミドルカットの「ニューバランス MO703HD1(17,000円)」を愛用しています。

必須2:パンツ、風を通しにくく、裏地に保温性があるもの。間違ってもジーンズで登山してはいけません。コットンは吸水率が高く、水分を溜め込むので、体を冷やし疲労させます。私は、「ファイントラック ソラノパンツ(17,000円)」を愛用しています。

必須3:中厚フリース、防寒着(中間保温着)としてザックに入れておきます。私は、「ジャックウルフスキン デナリハイロフトジャケット(12,000円)」を愛用しています。

必須4:アウター、初冬12月の天城登山ならウールシャツ(肌着)の上にウィンドブレーカを重ね着すればOKです。防風、透湿の機能があるウィンドブレーカーが最適です。私は、「モンベル U.L.ストレッチウインド ジャケット Men’s(6,500円)」を愛用しています。

必須5:雨具、きちんとした防水フィルムの入っているもの。風雨の中で人間は数時間で低体温症となり死に至ります。非常事態への備えでもあり、防水、防風、防寒、透湿の機能が必要で、コンビニの雨ガッパではダメです。私は、「ミズノ ベルグテックEXストームセーバーVレインスーツ(16,000円)」を愛用しています。

必須6:帽子、アクリル製またはウール製で耳が隠れるタイプ。私は、「バーグハウスMerino  Wool 250 Reversible Beanie(4,400円)」を愛用しています。

必須7:ザック、20L後半の大きさ。私は、「カリマー Lancs 28(18,000円)」を愛用しています。

以上7つ道具は、12月天城登山に最低限の必須項目ですが、一般的に登山では速乾性、保温性、防水性、防風性、透湿性といった機能をもった服装を「重ね着」(レイヤリング)するのが大原則です。

上記に類する所持品の準備がない方の冬の天城ガイドは、生命の危険があるため、お断りする場合がありますのでご了承ください。

 

さらに、下記リストは「あれば快適なもの」で、購入されることをおすすめいたします。

おすすめ1:ウールシャツ(肌着)、保温性と汗処理を両立したウール製が快適。高低差が大きいコースや汗かきの人の場合は2枚あると安心です。私は、「バーグハウス Merino wool 200 tight(5,300円)」を愛用しています。

おすすめ2:靴下、ウール混合で足が蒸れないモノ、私は、「バーグハウス Dralon Wool Short Socks(700円)」を愛用しています。

おすすめ3:下着パンツ、きちんと汗を吸う素材のもの、私は、「CW-X スポーツショーツ(1,700円)」を愛用しています。

おすすめ4:グローブ、防寒タイプで暖かい裏地があるもの、私は、「アクシーズクイン ゴアテックス グリップグローブ(11,000円)」を愛用しています。

おすすめ5:スパッツ、害虫よけで、私は、「モンベル GORE-TEXライトスパッツショートMサイズ(4,000円)」を愛用しています。

おすすめ6:300mlくらいの小さな保温水筒、冬山でランチの時に暖かいお茶があると心と体が温まります。

以上が、登山経験豊富な熟練者やプロガイドと一緒に天城トレッキングする場合に、「初心者のあなた」が最初に購入するべき最低限の装備です。

 

それ以外にも、ヘッドランプ、地図、コンパス、非常食、救急セットなども必要になってきますが、それは同行するプロガイドの所持品をよ~く観察して、たくさん質問して、自分で学んで行ってください。

場所、時期、天候、人数、登山計画、立場、、、によって所持品は変わりますし、道迷い、遭難といった非常事態への備えも必要となってくるでしょう。

一つ一つ、焦らずに、確実に、体験しながら学習していってください。

それが山の楽しみですから。

 

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南伊豆で捕獲された猪のバラ肉の燻製
南伊豆で捕獲された野生の猪のバラ肉でジビエ燻製作り

 

最近、南伊豆町内では海側にまで進出してきた多数の猪がうろうろしていて、家庭菜園を荒らし回っている。

私も、夕方、うちのコテージ中庭でいきなり巨大なオスに3mくらいまで接近遭遇してびびりまくった。そのときは垣根の根本にあった一面の野草スイセンの球根が見事に食い尽くされていた。

そんな猪注意報が南伊豆の村中に流れる中、弓ヶ浜のご近所さんから猪のバラ肉を塊でいただいた。ああ、とうとうアイツ捕まったかな・・・と手を合わせながら、さっそくキッチンに運び夫婦で味見してみた。

 

南伊豆の猪のバラ肉ブロック

南伊豆の猪のバラ肉ブロック

 

夫婦二人ではとても食べきれないサイズの猪バラ肉のブロック塊だったので、まずは数きれそぎ取って、塩こしょうして、フライパンにオリーブ油ひいてソテーしてみた。

「おっ、うまいっ!」

二人で同時に叫んだ、上等のシシ肉をいただいたようだ。となれば、ソテー用に生肉のまま少し保存して、あとの残りは燻製にして保存すること決めた。

 

猪のバラ肉を塩こしょうしてフックに刺す

冷蔵庫で3日間寝かせた猪バラ肉をフックに刺す

 

まずは、巨大なシシ肉のブロック塊を扱いやすい大きさに切り、塩コショーを強めにふり、金串で全体を刺しまくり、ビニール袋に入れて輪ゴムでしばり、よくもみ、肉全体に塩コショーが行き渡るようにしてから冷蔵庫に入れる。

3日間ほど冷蔵庫で寝かせる。その間、毎日1~2回くらい冷蔵庫からとりだして、ビニールの上から手でもんで、塩コショーを内部までなじませる。

今回は野生の猪という超レアなジビエ素材なので、素材そのものの味を楽しみたかったので、塩コショー以外のスパイスはあえて加えなかった。

 

ドラム缶で作った燻製機スモーカー

ドラム缶で作った自作の燻製機スモーカー

 

さて、今回の熱源はぜひ炭火にこだわりたい。炭火は一定温度に保つのが非常に難しいけど、できあがりの味、香り、こく、スモークの入り方、すべてにおいて電気(電熱器)を凌駕している。

燻製作りの本道は手間がかかっても炭火だ、ということ。

また燻製方法には、温度順に、冷燻(40度以下)、温燻(60度~80度)、熱燻(100度前後)、BBQスモーク(150度前後)などがあるが、今回は野生の猪のジビエ・ベーコンを作りたいので、温燻で4時間燻すことにした。

 

熱源は炭火にこだわる、電熱器とは味が違います

熱源は炭火にこだわりたい、すべてにおいて電熱器を凌駕する。

 

チップの種類や材質にもこだわりたい。今回は、さくら、なら、りんごチップを使用した。さくら、りんごは自動燃焼タイプのチップで、ナラはおがくず状のチップを使用した。

自動燃焼タイプのチップはお線香のように勝手に燃焼してくれるので楽だが、おがくず状のチップは穴の開いたフタをかぶせた金属鍋に入れて、炭火の上に置いて発煙させるので、温度管理の手間が煩雑になる。

でも、この手間を省いてしまったら、なんとなく手作り感がなくなってしまうので、私はこだわっている。

 

チップからスモークが出てきたら猪バラ肉をつるす

チップからスモークが出てきたら猪バラ肉をつるす

 

自作のドラム缶燻製機の中に、着火した炭火を入れた七輪を入れ、それぞれのチップをその周辺に置き、ドラム缶のフタを閉め、温度計が60度を超えたあたりで、シシ肉をつるし始める。

 

燻製機の温度計、温燻70度前後

燻製機の温度計、温燻なので60度~80度くらいをキープする

 

温度計が70度前後を保つように中の炭火の量を調整する。温度が高すぎれば炭火を減らし、低すぎれば炭火を増やす。

初心者にはこの塩梅が非常に難しいが、何度もやっているうちに一回でぴたりと目指す温度を作ることができるようになる。

 

南伊豆の代表的なジビエ料理、猪バラ肉の燻製

南伊豆の代表的なジビエ料理、猪バラ肉の燻製にスモークが入る

 

スモーカー内部の温度を一定に保つためには15分おきに温度計を見なければいけない。それが、炭火燻製の温度管理の煩わしいところだが、この煩わしさが燻製作りの楽しさでもある。

電熱器を使えば、タイマーセットするだけで時間が来れば燻製が完成しているが、趣味でやるならそんな工業的製法ではなく、時間と手間を十分にかけて世界で一つの「俺の燻製」作りをおすすめする。

 

当コテージのレンタル燻製器

当コテージの炭火燻製器スモーカーのレンタル

 

当コテージでは、空気が乾燥する冬季(12月、1月、2月、3月)で、燻製作り(体験)ができます。

生肉の熱燻スモーク作りをご希望の方には、「 熱燻セット」(レンタル一式+チップ一式3,000円)をオプション提供していますので、ご予約フォーム送信時にコメント欄に「 熱燻セット3,000円希望」とお書きください。

ただし、燻製作り初めての方が、生肉を燻製スモークする場合は、技術レベルと衛生管理上、「冷燻、温燻」は難しすぎるので、当コテージではご遠慮頂いておりますので、ご了承下さい。

 

チーズは燻製にすると味が化ける

チーズは燻製にすると味が化ける

 

また、当コテージでは、初心者にもできておいしい「燻製チーズ&燻たま作り」の食材&燻製器レンタル一式をオプション提供しています。

チーズ2個(上の写真サイズを2個)、ゆで卵4個、チップ、炭を一式まとめて提供し、燻製作りの簡単なガイドをさせていただきます。燻製時間2時間でおいしいスモークチーズとクンタマを夕食のサイドメニューに加えてください。

「燻製チーズ&燻タマ一式セット」の料金は5,000円です。当コテージのご予約フォーム送信時にコメント欄に「 燻製チーズ&燻タマ一式セット5,000円希望」と書いてお申し込みください。

 

ゆで卵を燻たまにする

ゆで卵を2時間スモーク入れて燻たまにする

 

コテージ伊豆.comの燻製教室は、朝日新聞全国版にも紹介されましたが、上記以外の食材で燻製作りをご希望の方には個別にご要望にお応えしていますので、森本までお申し付けください。

 

それでは、南伊豆の海辺で素敵な燻製スモーキン・パーティーをお楽しみください。

 

 

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