2000年前の南伊豆の古代国家を探る弓ヶ浜の漁船ツアー(弓ヶ浜ジオパーク)

2000年前の南伊豆の古代国家を探る弓ヶ浜の漁船ツアー(弓ヶ浜ジオパーク)

2000年前の古代国家を探る弓ヶ浜の漁船ツアー

 

先日(10月5日)の伊豆新聞の朝刊で日詰遺跡発掘について掲載されました。

37年前、弓ヶ浜周辺では、弥生式土器、円錐などの漁具、ガラス玉などの弥生時代~古墳時代の出土品が多数発掘されました。

これらの出土品や発掘調査の結果、伊豆半島の最南端の弓ヶ浜周辺には海からの交流によって古代都市が形成されていたことが推定されています。

2000年前、弓ヶ浜は古代海人たちが住んだ海洋都市であった・・・。

 

2000年前の南伊豆の古代国家を探る弓ヶ浜の漁船ツアー(弓ヶ浜ジオパーク)

険しい海岸線に点在する洞窟、ここは神秘的な伝承がある「手石の弥陀岩屋」

 

地元のおじさん、おばさんの話によると、子供の頃弓ヶ浜周辺の畑や海岸線でたくさんの遺跡の破片を拾って遊んだそうです。

発掘当時の陸地(畑)には道路や建造物ができて、その当時の面影はほとんど残っていませんが、小さな漁船やシーカヤックで海岸線の奥まで進入していくと、2000年前の古代国家の面影や遺跡の破片に遭遇することがあります。

伊豆半島の最南端にあった古代都市、その一部の民族は海岸線に住む古代海人であったはずで、かれらはきっと丸太をくりぬいたカヌーで弓ヶ浜から伊豆七島やポリネシア諸島をめざして冒険の旅(島渡り)に出航したに違いありません。

そんな2000年前の海洋都市の風景を漁船で探索する弓ヶ浜ジオパークの「漁船ツアー」を地元の漁師たちと企画しています。

日程や料金やエントリー方法は詳細が決まり次第このブログ上で報告いたしますが、大まかに説明すると・・・

弓ヶ浜の波止場を出港して約60分くらいの漁船による探索で、料金は1回の出港で1万円くらい、乗船できる人数は5人まで、だから5人乗れば1人2000円、そんなツアーになる予定です。

来年2013年の春には運行開始予定で、宿泊客だけでなく、だれでも参加できる漁船ツアーにするつもりです。

来年の春以降に弓ヶ浜に観光に来る方はぜひプランしておいてください。

それでは「2000年前の南伊豆の古代国家を探る弓ヶ浜の漁船ツアー」でお会いいたしましょう!

 

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