野猿300匹の大興奮、 南伊豆の『伊豆波勝崎苑』は大人も楽しい。

野猿300匹の楽園 『伊豆波勝崎苑』

野猿300匹に囲まれて

野猿300匹の楽園 『伊豆波勝崎苑』

エサをあげる、ちょっと怖い・・・

野猿300匹の楽園 『伊豆波勝崎苑』

波勝崎は美しいジャリ海岸です

野猿300匹の楽園 『伊豆波勝崎苑』

有料エサのさつまいも、みかん。

野猿300匹の楽園 『伊豆波勝崎苑』

現在の料金は変更してます、問合せはページ下の連絡先へ。

野猿300匹の楽園 『伊豆波勝崎苑』

国道136からこの看板入口を入る

 

いや、かなり興奮してしまいました、野猿300匹の波勝崎・・・ちょっと紹介します。

野猿の楽園『伊豆波勝崎苑』は東日本最大の野猿の生息地です。昭和28年に伊浜の肥田与平さんが餌付けに着手し、4年がかりで成功しました。

現在野猿の数は300匹。ボス猿(鶴吉、ツルキチ)を中心に群れをなして行動しています。寿命は約30年。5歳で大人の仲間入りをします。

おさるさんにはおさるさんのルールがあり、そのルールを守らないおさるさんは群れから追い出されてしまいます。

またおさるさんは親子の愛情が深く、赤ちゃんの頃はお母さん猿のお腹に抱かれて過ごすことが多いです。

また群れの数を増やさないようにか、雌猿は原則的に一年おきに1匹ずつしか赤ちゃんを産みません。

おさるさんは遊ぶのが大好きで暑い夏には一日中苑内のプールで泳いだり遊んだりしています。またおさるさんは食いしん坊ですので、苑内の決まった場所以外で餌をもっているとおそわれてしまうので気をつけてくださいね。

上下関係もしっかりと構成されていますので、餌をあげるときは大きいおさるさんからあげましょう!

エサは、さつまいも、みかん、などで350円で買います。苑内での注意事項は、

1:お猿さんには触らない

2:顔を絶対に近づけない

3:外では食べ物を絶対にあげない

4:身の回り品はしっかりと持つ

5:道中でお猿さんに餌を与えない

私もこの日350円のサツマイモのサイコロ餌を買って、えさをあげましたが、5番目に強いボス猿に袋ごとひったくられました。ものすごい力です。

だから、子供にやらせる場合は、親が袋からエサを一つ一つ子供に渡した方が安全です。

また、エサをポケットに隠して、サルの群れに入って行きましたが、なぜか、隠したエサを見つけられてしまい、数匹のサルに抱き着かれました。ものすごい力なので子供なら倒されて怪我しているでしょう。エサを持ってサルの群れに突入するのは大人でも危険なので絶対にやめた方がいいです。

それから、もう一つ注意することは、園内はいたるところにサルのウンチが転がっています。これを踏みつけると車の中がウンチ臭くてたまりません。ウンチを踏まないように歩くか、靴を履きかえるか、そんな準備があるといいですね。

さて、ここで『伊豆波勝崎苑』の歴史をちょっと説明します。

波勝崎苑は昭和32年に開苑しました。昭和初期、波勝崎の三つ又付近の山に通うようになった肥田与平さんは、昔からこの地方に住みついていると言われた野生猿に関心をもっていました。

昭和32年~36年までは地主である伊浜区と東海バス(株)との契約が成り、波勝崎開発のために開苑され、与平さんは東海バス (株)の嘱託(しょくたく社員)として、野猿の飼育管理に夢中になりました。

以来、与平さんは、昭和57年に現役を引退するまでの25年間、飼育担当者として、野生猿の生態研究に打ち込み、一方では猿と人間の共通点や特徴をとらえて、猿の社会と人間社会を結ぶ 大きな掛け橋をつくりました。

与平さんは平成6年9月17日に85才の天寿を全うしました。

南伊豆の地域興しの偉大なる先駆者として、私も尊敬しています。

こんな男になりたいですね。

 

注)入場料などは現在変更されていますので
下記ホームページで確認して下さい。
http://www4.tokai.or.jp/hagachizakien/monkeypark.html

 

 

 

カテゴリー: 南伊豆   タグ: , , ,   作成者: Taku   この投稿のパーマリンク

Taku の紹介

南伊豆の弓ヶ浜前でバーベキューコテージを経営。地元漁師。ファミリー貸切釣り船ツアー、カブトムシ・クワガタ採集ツアー、青の洞窟サップツアーなど自然体験遊びをガイド。1kg地金目鯛を丸ごと一匹使ったジキンメ五品コース提供。趣味はサップ、アウトリガーカヌー、サーフィン。好きなモノは、純米酒、鍋、司馬遼太郎。