ロングボード、伊豆の多々戸浜で初めてテイクオフに成功!嬉しい!

伊豆の多々戸浜、ロングボードで初めてテイクオフ成功!

多々戸浜でロングボードで初めてテイクオフ成功!

 

9月30日金曜日の朝7時、目の前の弓ヶ浜はベタなぎだったので多々戸浜に行ってみた。

多々戸では、サイズは胸~肩でロングボードには最適なきれいなウネリが入っていた。沖の左側にゲッティングアウトするとローカルの大御所スパイスドッグのノブさんがいた。「今朝はロングにいい感じの波が入ってきてますよっ!」と激励を受け、ノブさんの華麗なるテイクオフを見送った。

その直後、次の波に狙いを定め一心不乱でパドリングを開始した。左横をチラッとみると波のピークが迫ってきてサーフボードのテールがフワッと持ち上がりパドリングでノーズがカクッと下がって滑り出した瞬間、両手で9ftのロングボードをパンッと押しテイクオフ!

やったあ!立てたあ!左足がサーフボードの重心からやや後ろ、右足が重心から30cmくらい前にきっちり収まって前足荷重を意識した。テイクオフ後、立ったままグーンっと加速していき、やがてスープに入り、渚までのロングドライブ、10秒はあっただろうか、サーフィン始めて1年目(海に入って20回目くらい)で初めて「テイクオフ」に成功だ!

イヤー嬉しかった、ほんと自分に感動した。その後も1時間くらいイイ波が続いて数回トライしたけど、テイクオフに成功してロングドライブできたのは、その1発目だけだった。

この1年間、スープでボードの上に立つ練習をしてきて、なぜ板の上に立つことを「take off(離陸)」というのか不思議だった。立つんだから「stand up(立つ)」でしょ?

でも自分が体験してみるとたしかにあの感覚はtake offであってstand upではないことに気がついた。パドリングして初速をつけボードが滑り出す瞬間、ボードと自分の身体が一体となって無重力状態に感じる、その一瞬の間に両手をはじいてボードの上に立つ・・・。

あれはまさに、ジェット機がアスファルトの滑走路を走り出し、離陸する瞬間フワッとなる感覚にそっくりなんだ。そうか、これまでスープで練習してきたのはstand upで、今日は本物のtake offに成功したんだっ!とサーフの上で雄叫びをあげてしまいました。

51年生きてきて、こんなに嬉しいことはそう何回もないかもしれない。だから、今日は、俺のテイクオフ記念日とする。やったあ~!!!